この国の子供達の将来を憂う その1
先の総選挙に於いては小泉首相率いる「自公連立政権」の圧勝に終わりました。
しかし、選挙戦の過程に於ける小泉首相らの在り方は実に茶番でありました。
「刺客」やら「くの一」やら・・・・・・。
「郵政民営化にYESかNOか」やら「官から民へ」やら・・・・・・。
「御題目」並べてイメージだけで選挙戦を戦い抜くなんて「小選挙区制選挙」であればこそのやり方ですね。
そしてそこにまた「彼」得意の騙し討ちが潜んでいた訳で・・・・。
選挙前、サラリーマン増税について「政府税調は間違っている」って言ってませんでしたっけ? それが「サラリーマンだけをターゲットにしているわけではない」なんて・・・。色々なものに付いていた控除の見直しをするってーのはサラリーマン増税じゃなくてなんなんですかね?定率減税についてはサラリーマンも自営業者も関係ないから「サラリーマンだけを」じゃないってことですか?(下記URL参照)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20041006mh05.htm
http://ts.way-nifty.com/makura/2005/09/post_1d4e.html
小泉さんや竹中さんのような「新自由主義者(ネオ・リベラリズム)」は結局のところ「勝ち組」と「負け組」に分けて物を考えるわけですよね。「市場原理の絶対化」、それと「政府機能のダウンサイジング(つまり「小さな政府」)」、その行く末にあるものは「小さきものには死を、大きなものには生を」という弱者切捨ての結末を迎える以外にないのでは・・・?さらに小泉首相の独善的な政治手法を見ては・・・・・。
このような現状を目の当たりにして、私達、親は子供に向かって「世間」というものをどう説明したらよいのでしょうか・・・・。
「この世は弱肉強食。騙さなければ騙されるし、陥れなければ陥れられる。だから、どんな手を使ってもいいから世間の『勝ち組』になりなさい。そうなれなければ人間なんてクズ同然なんだから。」
とでも言わせたいのでしょうか?この「新自由主義」を正しく、子供たちに理解させるのに今回の小泉さんの手法は子供達のお手本たる在り方なのでしょうか?
普通の人は人に親切にして貰えば有難いと感謝し、その人の為に何かしてあげたいという感覚を持つものです。こういった感情を抱くことは人間としてごく自然なことです。
しかし現状のように、今まで同僚であった方々を放逐し、失脚させ、さらに残った方々も言うことを聞かなければどのような処分が待っているかも知れないような政治の在り方が横行する。
その様をマスコミを通じて子供たちが見て、果たして何を感じ、何を思うのか・・・・・。
それが「勝ち組」の在り方と感じ、「恩義」に対して「感謝」を感じなくなり、「されて当たり前」「利用できるものは何でも利用し、いらなくなれば捨てればいい」そして「奪えるものは何でも奪え」となってしまうのかも知れません・・・。
既に成人式で騒いだり、暴れたりする若者や、親に叱られたからと言って親を殺してしまう少年はこういった感覚に陥っているのでしょう。にもかかわらず、そういった青少年に対して手本を示すべき大人、それも内閣総理大臣という日本人を代表する存在にある方がこのような立ち居振る舞いをされるのは如何なものでしょう。先述の若者たちは国や地域、親に庇護され様々な教育を受けさせてもらい、さらには安全で快適な暮らしを享受しながらも、その恩義を全くと言って良いほど感じることが出来ず、その恩義を与えてくれた存在に対して無礼極まる態度を取ったり、或いは殺してしまう・・・。人間として最低といえるでしょう。
そして現在、小泉首相がとっている政治手法はそれと、然程、変わりはないのではないかと感じています・・・・・・・。
この国の子供達の未来が不安でたまりません・・・・・・・。
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コメント
のりさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
本当に仰るとおりに感じます。
今の議員さんは本当に心の底から色々なものを実感してもらいたいものです。
本当の弱者の状況を把握し、真に何が必要で何が不必要なのか、理解して頂きたいですね。一体どこの国の政府で何人の為の政治であるか理解に苦しみますね・・・。
>本当に弱い人でも生きていける思いやりの社会にしてもらいたいです。
この言葉が多くの国民の声として国会の中でも響き渡るような政治を、我々は世論として創り上げていかなければなりませんね。
投稿: 管理人 | 2005年10月10日 (月) 22時19分
こんにちは。皆さんいろいろ微妙な意見ですが日本の国を思いやりのある寛容な国にする
気持ちが汲み取れてうれしく思います。
で、今の郵政の審議でも赤字だと税金で補填せざる得ない 法人税払っていないと答弁しましたし金融サービスつけないと言っていました。赤字になることも地方は切り捨てになる事も分かっていたんだなと思いました、財政再建は嘘っぱちですし国庫金払っているのに知らないふり全国一律も嘘なんだなと分かった瞬間でした。
誰も批判しませんがね。医療も経済の伸び率とリンク?良く分からない理論で言い医者が金もらっているから改革と又国民の敵を作ろうとしている。それは、法改正と医者の税金上げれば済むのにそれはしない。治安や経済が悪くなれば病院行く確率上がるのに・・・
その時は溜飲下げても結局貧乏人は病院行くな救急車呼ぶなになるのだけれども・・・最近気がついたのですが、民間議員で現場も知らないしなぜ実行する前に自分でしないの
安定している大学教授に何が分かると言いたいです。選挙で選ばれた訳でもないのに…
本当に弱い人でも生きていける思いやりの社会にしてもらいたいです。
投稿: のり | 2005年10月10日 (月) 10時43分
喜八さん、こんにちは。
コメント有難うございます。
>アメリカの下手な真似をせずとも、堂々と「日本型資本主義」を模索すればいいのですね。また、それだけの力もあります。
>アメリカ型の「新自由主義=弱肉強食主義」をサル真似するのは最悪の選択だと感じています・・・。
本当にそうですよね。今の政治の動きを見てると正直、「そんなにアメリカが良いのか?」と言いたくなる様なそんな気さえしてきます。
喜八さんの仰るとおり「日本型資本主義」の在り方を模索していくべきだと思います。この国はアメリカよりもはるかに歴史の深い国で、この国の文化や習慣はすばらしいと感じるものがたくさんあるではないですか!金持ちも貧乏人も皆が幸せに生きていける国。そんな資本主義を確立してもらいたいですね。そしてもっと「日本」という国に誇りを持ってもらいたいものです・・・。
投稿: 管理人 | 2005年10月 7日 (金) 10時52分
田舎の神主さん、こんばんは~。
現在のアメリカ合州国というのは「とにかくおカネを持っていないと尊敬されない」社会だそうですね。「清貧」などというのはどこにも見当たらないそうです。おそらく昔からそうだったのではないでしょうけれど・・・。
資本主義というのは世界中に色々な形体があって、ヨーロッパ型やアジア型の資本主義もあります。日本は教育程度が(非常に)高く、勤勉な国民が多い国です。だから、アメリカの下手な真似をせずとも、堂々と「日本型資本主義」を模索すればいいのですね。また、それだけの力もあります。
アメリカ型の「新自由主義=弱肉強食主義」をサル真似するのは最悪の選択だと感じています・・・。
投稿: 喜八 | 2005年10月 6日 (木) 21時08分
ichiroさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
ほんとに今の世の中、不思議なことだらけですね。様々な奇妙な光景を目にすることが多すぎてとても不安になります・・・。
投稿: 管理人 | 2005年10月 5日 (水) 22時39分
内容同感です。
現在の日本では、本来的日本の伝統を守ろうとする保守政党がないと思います。
すべてが、改革政党であると思います。かっての革新政党のほうが、日本の伝統を保守しようと考えているようです。
奇妙な光景でしょう。
投稿: ichiro | 2005年10月 5日 (水) 21時24分
spiralさん、こんにちは。
コメント有難うございます。
>この日本人心の荒廃の根本には、「歴史の断絶」があると思っています。『戦前=悪』として、過去を否定してしまうことで、これまで連綿と伝えられてきた日本の良き伝統、文化、慣習、そして倫理観までも切り捨てられ、伝えられなくなってることが、今の現状を生み出していると思います。
>我々の父祖が自然の摂理に適う、高い倫理観を持って生きてこられたからだと思います。
>現在を生きる我々は、歴史を鑑み、父祖の英知に学び、それを次世代を担う子供たちに伝えていくことが肝要だと思います。
全く以って同感ですね。今回の記事は続編を書こうと思っていたのですが、せとさんとspiralさんに書こうと思っていたことをコメントで先に書かれてしまいました。(笑)
細かいことはまた記事にて書こうと思いますが、私は日本人に欠如している物の多くは戦後教育の結果であろうと考えています。
教科書問題や、日教組問題、日の君問題etc・・・。子供達は多くの所謂「大人たちの事情」によって蝕まれているのでしょうね。
投稿: 管理人 | 2005年10月 5日 (水) 16時07分
こんにちわ、spiralです。
私は、この日本人心の荒廃の根本には、「歴史の断絶」があると思っています。『戦前=悪』として、過去を否定してしまうことで、これまで連綿と伝えられてきた日本の良き伝統、文化、慣習、そして倫理観までも切り捨てられ、伝えられなくなってることが、今の現状を生み出していると思います。
私はつくる会の末端会員なのですが、この断絶した歴史を繋ぐことが、今の日本人に一番必要なことだと思い、つくる会に入りました。
日本国は2000年を越える長い歴史を持つ、世界で一番古い国家です。それだけ長く続いてきたのは、やはり我々の父祖が自然の摂理に適う、高い倫理観を持って生きてこられたからだと思います。
現在を生きる我々は、歴史を鑑み、父祖の英知に学び、それを次世代を担う子供たちに伝えていくことが肝要だと思います。
投稿: spiral | 2005年10月 5日 (水) 14時49分
せとさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
間違えられたTBは削除させていただきました。(笑)
>子どもたちは柔軟でしたたかでもあります。
生きるエネルギーに満ちています。
大人である私たちが試されているのかもしれませんね。
ここは、しっかり頑張らねば。
同感です。「今の若いのは・・・。」というような意見を聞きます。が、私も職業柄、中学や高校で講話をさせて頂く機会があるのですが、やはり子供達は素直であり、実直であり、そして限りない可能性を秘めています。決して「今の若いもの」というわけではなく、どの時代にもその時々にあった子供達の在り方があるのだと感じます。たくさんの子供たちに逢う度に我々大人たちが手本を示して行ける様に頑張らねばならないと日々、痛感しております。
投稿: 管理人 | 2005年10月 4日 (火) 22時17分
こんばんは。
>それが「勝ち組」の在り方と感じ、「恩義」に対して「感謝」を感じなくなり、「されて当たり前」「利用できるものは何でも利用し、いらなくなれば捨てればいい」そして「奪えるものは何でも奪え」となってしまうのかも知れません・・・。
私も全く同意見です。
こうして二極化はますます進んでいきます。
親や子の、そして人々の見えざる不安を煽りながら、、、
未来が杳として見えません。
しかし、
しかし、
子どもたちは柔軟でしたたかでもあります。
生きるエネルギーに満ちています。
大人である私たちが試されているのかもしれませんね。
ここは、しっかり頑張らねば。
ところで、トラックバック、アインシュタインを送ろうと思って、間違えて同じ物を二つ送りましたので、一つは削除お願いいたします。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
では、、、、また。
投稿: せとともこ | 2005年10月 4日 (火) 20時03分